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長野県須坂市で突風 長野電鉄に農業用ハウス衝突 死傷1人 藤田スケールJEF0

  • 執筆者の写真: 人参 走る
    人参 走る
  • 5月25日
  • 読了時間: 2分

更新日:5月25日

21日夕方、長野県須坂市で走行中の長野電鉄の列車が小屋のようなものと衝突し、窓ガラスが割れて車内にいた50代の乗客が死亡しました。ほかにも乗客2人がけがをしていて、警察は小屋のようなものが強風で飛ばされ列車に衝突した可能性があるとみて詳しい状況を調べています。』(NHK


目次▼


天気図

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停滞前線が東北と九州に2本あり、九州の方を梅雨前線とみなせそう。


レーダー

南西方向から北東方向に積乱雲が移動。

須坂市付近では猛烈な雨が降ったとみられる。


雷注意報発表状況

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広範囲で発表中であった。


大気の状況

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下層・中層ともに気温偏差はプラスで、鉛直温度傾度としては大きくはない。

ただし、空気の湿り具合としてはこの時期としては相当温位が高く、可降水量は長野県付近で45mmくらい。


長野アメダス

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須坂よりも西に位置する長野では事故の10~20分前に降水を観測。気温急降下。

最大瞬間風速は9m/s程度。


気象庁機動調査班

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竜巻ではなさそう。ダウンバーストorガストフロントっぽい。


資料内容文字起こし版

5 月 21 日 17 時 40 分から 17 時 50 分にかけて、長野県須坂市五閑から高梨にかけ て住家の屋根の剥がれなどの被害がありました。 このため、長野地方気象台は突風をもたらした現象を明らかにするため、5 月 22 日 に職員を気象庁機動調査班(JMA-MOT)として派遣し、現地調査を実施しました。 調査結果は以下のとおりです。 1 突風をもたらした現象の種類 この被害をもたらした現象は、ダウンバーストまたはガストフロントの可能性が高 い。 (根拠) ・突風発生時に活発な積乱雲が付近を通過中であった。 ・渦の目撃など、竜巻を示唆する情報が得られない。 ・突風は比較的短時間(1~10 分)および比較的長時間(10 分程度)であったとい う証言がそれぞれ複数得られた。 ・突風は強雨またはひょうを伴っていた。 2 突風の強さの評定 この突風の強さは、風速約 30m/s と推定され、日本版改良藤田スケールで JEF0 に 該当する。 (根拠) ・住家の屋根の剥がれ







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