天気図で分からない天気の変化
- 人参 走る
- 4 日前
- 読了時間: 3分
5/14のお昼すぎに書いてます。
この先は地上天気図だけではよくわからない天気の変化をします。
概要
・木曜日午後~ 上空の気圧の谷が北日本を通過
・金曜日午後~ 前線が接近 西から下り坂
・~水曜日頃 前線が停滞 雨降りやすい
目次▼
天気図(14日9時)

南には梅雨前線があって、沖縄よりも南にあります。一向に沖縄は梅雨入りしません。梅雨前線に伴う雲がありますが、本州には届いていません。高気圧が三陸沖にあって本州付近は高気圧に覆われているものの、東日本には雲が出ています。北海道もちょっと雲が多いですが、これは西から湿った空気が流れ込んでいる影響です。
上空の天気図

左が上空高い所の寒気で、上空の気圧の谷がか赤い線に沿って少しあります。真ん中は上空5000m付近の図で、赤い線に沿ってちょっとした気圧の谷があって、これによって上空高い所に薄い雲が出ています。ただ、右の図は上空低いところの湿り度合いで、カピカぴになっています。なので雨が降る心配はそこまでありません。
予想天気図(15日21時)

高気圧に覆われ続ける予想ですが、西には前線が見えていて、カクっとした部分に低気圧もどきも控えています。これが東に進んでくるので明後日からは天気が崩れそうです。
雨雲の予想(動画)
雲が多いところもありますが、全体的に見れば晴れる所が多くなります。ただ、木曜日の午後には北日本を中心に上空の気圧の谷が通過しますので、雲が多くなったり、金曜日に変わるころには一時的に雨が降ることもありそうです。
金曜日の昼過ぎには西から大きな雨雲が近づいてきて、九州では昼過ぎから雨が降り始めます。だんだんと雲は東へ移動して、土曜日に変わるころには西日本の広い範囲で降り始めて、土曜日の日中は広く雨となりそうです。
発雷確率

金曜日の午前中は北日本で気圧の谷の影響でやや高くなります。

午後は気温が上がる東日本を中心に高くなっています。

土曜日は西から来る前線の影響で発雷確率が高くなっていて、雨雲と一緒に東へ進みます。
雨雲の予想(長期)
土曜日の雨が抜けても、というか抜けないんですが、日曜日も本州の絶妙に南らへんに前線が停滞して雨が降り続ける予想です。前線の位置によってはさらに北側でも降ります。さらに水曜日にかけてはやはり前線が停滞して、雨が降りやすいという日が続きます。走り梅雨のような状態です。一方で沖縄は一向に雨雲がかからず梅雨入りができないというか、前線が北側に行ってしまって梅雨が通り過ぎてしまっている状態となります。
週間予報

北日本は土日は低気圧やら前線やらで雨が降りますが、前線が居座るわけではないので長続きはしません。天気が周期変化で変わっていく一か月前の西日本東日本のような天気となります。

金曜日までは晴れますが、土日は雨が降ります。南ほど本降りです。そして南ほど前線がかかり続けて雨が続きます。最高気温は来週火曜日に30度というのが見えていますね。ただ、晴れれば気温が上がりますが、曇りや雨の日が多くなります。

沖縄の梅雨入りはどうするんでしょうか。謎です。
こちらも金曜日の午後から雨が降り始めて、しばらくは前線の影響を受けやすくなります。雨マークが無くても前線が少し北にこれば雨になりますのであまりマークを鵜呑みにしない方がいいです。
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