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第63回 専門知識 問1

  • 執筆者の写真: 人参 走る
    人参 走る
  • 4月30日
  • 読了時間: 2分

更新日:5月8日

(a) 霧やもやは、微⼩な⽔滴や湿った微粒⼦が⼤気中に浮遊する現象で、⽔平視程が 1km未満の場合が霧、1km以上10km未満の場合がもやである。
(b) 地ふぶきは、雪が降ると同時に、積もった雪が地上⾼く吹き上げられる現象である。
(c) 過冷却の⾬滴が降ってきて地⾯や地物に当たるとすぐに凍るものを凍⾬という。
(d) 地中に含まれる⽔分が氷の結晶となって地⾯に析出したものを、霜という。


(a) 霧やもやは、微⼩な⽔滴や湿った微粒⼦が⼤気中に浮遊する現象で、⽔平視程が 1km未満の場合が霧、1km以上10km未満の場合がもやである。

解答 正


覚えましょう。


因みに濃霧注意報は視程が数百メートル未満になると予想されるときに発表されます。細かい基準は市区町村によります。だいたい100mとか200mとかです。海上と陸上でも異なります。

この場合は視程が1km無いので霧ですね。

(b)地ふぶきは、雪が降ると同時に、積もった雪が地上⾼く吹き上げられる現象である。

解答 誤


雪が降っていなくても、雪が吹き上げられると地吹雪となります。

因みに”ふぶき”は雪が降っています。

よく見ると暴風雪警報、風雪注意報は地ふぶきでも発表されますね。

こんなようなやつです。もう少し吹き上げられると視程が悪化しそうですね。


(c) 過冷却の⾬滴が降ってきて地⾯や地物に当たるとすぐに凍るものを凍⾬という。

解答 誤


凍雨は一度雨になったやつが凍りなおして「氷の状態で」降ってくるやつです。

ちなみに、問題文のように「水で落ちてきて地面に落ちてから凍るやつ」は「着氷性の雨」と表現されます。


(d) 地中に含まれる⽔分が氷の結晶となって地⾯に析出したものを、霜という。

解答 誤


「霜が降りる」って言うじゃないですか。地面からにょきにょき出てくるのは「霜柱」です。

『霜は、空気中の水蒸気が車や草などの表面に氷の結晶となって付着する現象で す。(福岡管区気象台より)


ということで解答は正誤誤誤の③でした。


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